アレフレート・ハーフェルカンプ教授講演会
この度、ドイツ・トリーア大学のアルフレート・ハーフェルカンプ教授を招聘し、講演をしていただく運びとなりました。先生に初めてお会いしたのは確か2004年。そこから博士論文のご指導をいただき、かれこれ12年が経ちました。そのようにお世話になった先生を日本にお呼びできて大変嬉しく思います。
招聘主体は、早稲田大学の甚野尚志先生が主宰されている科学研究費補助金(基盤研究A)「中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角」です。以下に紹介する2回の講演のほか、京都大学でも学術交流を図るイベントが開催されるようですので、ぜひ足をお運びいただければと思います。
すでに講演原稿は手元にあるのですが、中世ヨーロッパにおけるユダヤ教徒とキリスト教徒の関係史について、非常に丁寧に、かつ新しい視点から論じていただきます。日本では、宗教学であればともかく、歴史学の分野でユダヤ人を扱う研究者はさほど多くありませんし、研究成果もまばらな印象を受けます。今回の講演が大きな刺激となることを願っています。
言語は英語で、とても丁寧な英語のハンドアウトも配布しますので、ドイツ語がわからなくても大丈夫です。いずれか1日でもご参加いただけたら嬉しいです。
アレフレート・ハーフェルカンプ教授講演会(1)
主催:科研・基盤(A)「中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角」
共催:比較都市史研究会
日時:2016年3月18日(金)午後2時から5時30分
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館5階第五会議室
司会: 甚野尚志(早稲田大学)
講演:Alfred Haverkamp
“Research Trends concerning the History of the Jews in Medieval Western Europe”
コメント:関哲行(流通経済大学)
アルフレート・ハーフェルカンプ教授講演会(2)
主催:科研・基盤(A)「中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角」
日時:2016年3月19日(土)午後2時から5時30分
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館5階第五会議室
司会:大貫俊夫(岡山大学)
講演:Alfred Haverkamp
“The beginnings of Jewish life north of the Alps, with comparartive glances at Northern and Central Italy (c. 900-1100)”
コメント:踊共二(武蔵大学)
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