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歴研部会

今日は午前中投稿論文の最終チェックを進め,午後は早稲田まで歴研のヨーロッパ中世史・近世史合同部会に出席してきました。

報告者: 津田 拓郎 氏
題目:「カロリング期のカピトゥラリア―同時代人は「カピトゥラリア」を一つの文書類型として認識していたのか」

現在刊行待ちの論文を少し縮めた内容(だと想像します)。「カピトゥラリア」は史料伝承の都合で一つの史料類型として扱われてきたが,果たして同時代人もそう認識していたのだろうか,という問いを立てて,いくつかの史料を引き合いに出してそれに「否」という答えを与える,という実に明解な報告でした。よく研究が行き届いているので質疑も充実したものになり,出席して良かったです。なお,便利な世の中なのでこういうPDFファイルが上がっています。
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_west/siryo_ron/houkoku_syo/tuda.pdf

帰りのバスでは,自分もこういう風にしっかり勉強しないといかんなと反省しきりでした。私用で懇親会は出席できず残念。

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