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2024年度卒論一覧とゼミ生卒業

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ドイツ出張に行っている間に2025年度に入ってしまい、そのままあっという間に授業開始となってしまいました。しかし春は一つの区切りですので、ここに2024年度に指導した卒論一覧と、ゼミ生との関わりを紹介して締めくくろうと思います。

指導した卒論は以下の6本です。大貫ゼミでは、ヨーロッパ中近世史に関心を持つ学生が自由にテーマを決めて執筆します。時代も地域もてんでバラバラなことが一般的で、そのためこれは例年の傾向をそのまま受け継いでいます。僕が専門としている修道院を主題にして書く人はむしろ稀です。

  • 「近世ハンガリーにおける改革派プロテスタントの宗派観ーエゴ・ドキュメントにみる対抗宗教改革の進展と個人の心性に対する影響ー」
  • 「トレード・ターイファ王アル・マームーンの対カスティーリャ外交政策」
  • 「シャンパーニュ大市の衰退と大市開催都市の行政体制の変化について」
  • 「アンドレイ・ルブリョフ作『聖三位一体』ー当時とその後の評価における差異の原因についてー」
  • 「12世紀キリスト教世界における「笑い」の復権とその影響ール=ゴフの笑いに関する考察再考ー」
  • 「ルンド大司教座の昇格理由ー宣教司教の意義再考ー」

今年は2022年に始めたゼミ旅行もできず少し申し訳ない思いをしていたのですが、卒業式の直前にゼミ生の懇親会を開催することができました。すでに下宿を引き払って実家に戻っている人もいて卒業生全員が揃うというわけにはいかなかったのですが、院生も含め久しぶりにじっくり話すことができてよかったです。僕はもっぱらお酒(を飲まなくなったこと)について話していたような。

そして卒業式、学位授与式の後の、歴史学・考古学教室の懇親会にて(写真掲載は本人の許可有)。晴れやかな気分で送り出すことができました。6人の今後の活躍を祈願しています。

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