2022年度ゼミ旅行2日目
6時に起床。7時30分から朝食。みなそろって食べ始めるも、学生の1人が靴をパオの外に置いたまま寝てしまい夜の間に(おそらく)タヌキに持っていかれてしまったという事案発生。見つからないので、結局宿からサンダルを借りることに。
午前中は3〜4人のグループに分かれて行動する「家プロジェクト」。大広間でオリエンテーションを行って各グループで計画を立て、バスで移動して計画通りに周遊。特に南寺は天地がひっくり返るような体験ができ、これだけのために直島に行ってもいいのではと思えた。
途中コーヒーが飲みたくなって南寺向かいのカフェに。宿の食事を作っている方が油を売っていておしゃべり。カフェの方もそうだけど、この5年くらいで直島に移住してきたとのこと。確かに都会の空気を背負っている。フランス人観光客が立ち寄っていて盛況だった。
昼食は「あいすなお」。宿の食事担当のご一家がやっている、古民家で玄米や瀬戸内の料理を食べられるお店。とても美味しい。
午後は2グループに分かれて地中美術館と李禹煥美術館。前者は直島のハイライトと言ってよい内容で、藤原さんと一緒に一つ一つじっくり鑑賞できた。同じチェロ弾きだということがわかり、一気に親近感が湧いた。
宿に帰って振り返り。直島に展開している現代アートや建築の意義についてポストイットに書き、紙に貼る。各班ごとに発表してアートプログラム全行程終了。お疲れ様でした。
晩御飯は鍋。久しぶりに家族以外の人と鍋をつついた気がする。食後はお風呂と団欒の時間。今日のグループワークでお互いの人となりについて新しく発見したことはありますか?という質問をなげると、「絶妙なタイミングで相槌が打てる人」などなかなか面白い答えが返ってきた。ずっと一緒に行動していないと相槌なんて気にならないし、ましてやzoomではそんなの分かりようもない。そこに気付けたことがこのゼミ旅行の意味だろうと思い、僕は満足して就寝。
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