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2019年度卒業論文の提出

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今日、赴任して最初の卒業論文が提出されました。今年度僕が受け持っていた学生は3人で、タイトルは以下の通りです。

  • ノルマンディ憲章に見る中世フランスの地方主義-14世紀と15世紀を比較して-
  • 二十四人衆時代のシエナ大聖堂建築事業における都市政府と工房-シエナ都市条例(1262年)を参照して-
  • コジモ1世の結婚祝祭における政治的メッセージ

各自の関心に従ってテーマを選び、出来上がった大切な論文です。前任者や同僚の先生方が方向づけをして下さっていたので、その点楽をさせてもらいました。前任校では欧語文献の翻訳を添付させていましたが、ここでは欧語文献を参照することは当然のこととみなし、それがちゃんと読めているかどうかは論文そのものから判断することになります(まあそれがあるべき形でしょう)。ただ、助教さんに聞いたところ、まれに欧語文献を参照しないまま提出してきて突き返す例もあるそうなので、教員としても油断できません。今回の3人はその点は大丈夫。

ともあれお疲れ様でした。僕が不慣れゆえに指導面で距離感がつかめなかったことから、学生の皆さんも戸惑うこともあったかと思います。特に一次史料と欧語文献をどれくらい読むのかについては、ひょっとすると僕の要求はやや過剰に思えたかもしれません。3年生は、今のうちに語学の鍛錬(中世史であればラテン語も)文献の探索を進めておきましょう。4年の秋に重要な文献が見つかり僕から「絶対読んで!」と言われてもなんとか対応できる基礎体力を養っておきましょう。

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