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研究室旅行&高校生訪問

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1ヶ月以上更新せずにおりましたが、今週からようやく少しゆとりが出て参りました。夏前からこのスケジュールはまずいなと思っていたのですが、諸々のイヴェントに授業が相まって非常に苦しい1ヶ月を過ごしていました。ひとまず、新学期が始まってからのことを記録していこうと思います。

新学期直前の9月29日、30日で岡山大学西洋史学研究室で旅行に行ってきました。今回は県内の湯郷という温泉地を選び、4年生の卒論の中間報告を盛り込んだのが新機軸。参加者も25人位となり、とても盛況でした。その様子は研究室ブログで紹介されていますのでどうぞご覧ください。


研究室旅行がありました – 岡山大学西洋史学研究室便り

前回は名幹事がいたのでお任せできたのですが、今回はほぼ自分が生協とやり取りをしてなるべく裏方に徹することに。一通りノウハウは把握したので、来年はうまくサポートしつつ、主だったことは学生さんにお願いしようと思っています。

西洋史は大所帯ですがそういう「団体行動」をしてこなかったので(というか岡山大学文学部は全体として結構クールですね。僕が抱いている文系研究室の印象ともまた全然違っていて驚いています)、せめて研究室旅行だけは5年位続けて軌道に乗せたいところです。日程次第では、現役生のみならずOBOGも参加してもらいたいです。進路の話などで有意義なコミュニケーションの場になるのではないでしょうか。

新学期が始まって早々の10月2日、県内外の高校生が大学・学部訪問をして下さいました。後半は希望する学部に行って模擬授業などを受けるわけですが、文理を問わず希望者数を比較してみると文学部が一番多かったです。僕は学部の説明と模擬授業をやることになり、初めて高校生の前で西洋中世史の話をしました。

題材は阿部謹也の『ハーメルンの笛吹き男』を噛み砕いて説明するというもの。史料から歴史を再構成するということ、中世都市のこと、被差別民のことなど、高校で習うことの「一つ先の」授業を展開しました。しかし後から僕は猛反省しました。というのも、来てくれた高校生はみんな1年生。つまり、高校の授業を半年も受けていないわけで、高校の一つ先もへったくれもないのです。こちらも相応の話を用意するべきで反省しましたが、高校側もせめてもう1年待ちませんか?ある程度高校のことが分かった生徒に、「では次のステップは」ということで大学を見せた方がより意義深いのではないかと思います。

10月の2週目以降のことはまた次の記事にて。

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