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2011年10月25日
今朝の投稿で,ヘンリ2世が改悛の意を表す際に身につけた修道服は何色だったのかと書きましたが,そう言えばヘンリ2世とその妻アリエノールが埋葬されたのはアンジューのフォントヴロ修道院でしたね。もちろん件の修道服の問題とは直接関係ありませんが,11世紀後半の修道運動を担ったアルブリッセルのロベールの影響が12世紀末も引き続き有効だった点が興味深いです。
フォントヴロ修道院に埋葬されたヘンリ2世とアリエノール(エレノア)
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今日は東大の保育園で一時保育を利用するための提出書類に関連して事務に行ってきました。ところがフォーマットのタイトルは「在職証明書」とあり,部局では記入してくれないとのこと。それもこれも学振の特別研究員は大学に「在職」しているわけではなく,「在籍」しているに過ぎないためです。提出先の男女共同参画室で問い合わせたところ,あくまで在職しているのは日本学術振興会なので,そちらから書類を出してもらうようにと。納得したのでその通りにしますが,特別研究員は実に微妙な立場なのだなと再認識しました。
いずれにせよ,学振の特別研究員なら保育園を利用できるということは確認済みなのでとても嬉しいです。いつも弥生門から入ってすぐの所にあるけやき保育園を横目に研究室に向かいますが,とても評判が良いようです。
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