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『クリオ』24号

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5月に、東京大学の西洋史学研究室が毎年編集している『クリオ』の第24号が完成しました。内容の構成はほぼ例年通りで、おおまかに

1、卒業論文を元にした論文
2、海外研究者による寄稿論文
3、特集

に別れています。

本号には私も微力ながら協力しておりまして、特集「欧州文書館事情」に3ページ程(93〜95頁)記事を書かせてもらいました。博士論文執筆にあたって必要な文書館・手稿史料を紹介しています。

実物は手に取っていないので詳細は分かりませんが、東大西洋史の院生が各人どのような文書館・史料を利用しているのかが紹介されており、それはすなわち、日本における西洋史学研究の現状(あるいは研究者育成の現状)を端的に物語っているのではないかと思います。手前味噌で恐縮ですが、そういう意味で本号を手に取る価値はあるのではないでしょうか。

クリオの会のHPにバックナンバーの情報も含め連絡先も掲載してありますので、興味を持たれた方は連絡いただければと思います。

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