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『ベートーヴェン捏造』封切り

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明日、9月12日に映画『ベートーヴェン捏造』が封切られます。

僕はこれを少し手伝っていた関係ででき上がりがどうなっているのか興味津々だったのですが、なんと8月20日に開催されたプレミアムナイトの抽選に当たり、試写会で一足早く映画を見ることができました。

出演者のレッドカーペットや舞台挨拶も盛り上がっていて、芸能ニュースでよく話題になっている試写会なるものがどういうものかよく分かりました。そもそも関係者以外にどういう人が行けるのだろうと思っていたのですが、出演する俳優のファンクラブ枠など、様々な経路があるようです。

そもそもこの『ベートーヴェン捏造』、知り合いから手伝ってくれないかと依頼があったのが今年の年初でした。僕の専門からすると斜め上をいく内容なので少々逡巡しましたが、協力してくれそうな人の顔を思い浮かべてなんとかなりそうだったので引き受け、2月、3月に集中的に取り組んでおりました。その折は大学院生のみなさんには本当にご苦労をおかけしました。感謝の一言です。

作業内容について具体的なことは書きませんが、エンドロールでは「ドイツ語協力」となっていて、歴史とはあまり関係のない作業。しかし専門性が求められる難易度の高い作業でした。試写会で見た本編では想像以上にちゃんと扱われていて、気恥ずかしく思いつつ、ちゃんと貢献できたことに満足感がじんわりと湧いてきました。完全に専門外なのですが、ドイツ留学中に関連する授業をとっていてよかったです。

映画のストーリーは、僕がここ数年取り組んできた歴史をめぐる「ファクトとフィクション」をメインテーマにしていて、脚本のバカリズムはそれを中高生でもわかる形で上手に描き切ったと思います。(少なくとも歴史に関心のある)高校生の皆さんは、この映画を見てから大学に進学して議論に参加してほしいと思いました。

新宿ピカデリーの特別展示会場(の裏側)

明日からあちこちの映画館で見られるはずなので、皆さんぜひ足をお運びください。

(9月13日追記)
昨日から上映が始まりましたが、映画の中身に言及した記事もちらほら上がってきました。

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